2024年7月9日
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実家・相続・空き家どうする?物語 vol.6 境界線問題
総社市は上地図のように岡山市の西に接し、倉敷市の北に接します。
岡山県外の方に知っているか尋ねると意外と知られていると感じますが
ただ、総社市に何があるのか、特徴は何かは知られていない。
観光資源がないので、県外からは訪れる動機がないからだろうと思います。
しいて言えば、北部にある鬼ノ城が人気です。テレビ番組の城特集みたいなのでとりあげられた効果もあるのでしょう。
あとは、昔はあまりなかったのですが、パンを売りにしています。市内に多くのおいしいパン屋さんができています。いくつか行ってみましたが、どこも美味しく驚きでした。これはオススメであります。
総社市全体では、地方都市としては珍しく人口が増えている市です。となれば不動産もきっと価値が上がるのでは?と思われそうですが、、、
上地図中央に流れる高梁川の西側と東側で都市計画が異なるんです。東側はどんどんお店もでき、住宅も建ち、パン屋もたくさんできていますが、西側は田んぼが多く、ほとんど市街化調整区域であるため、逆に人口減少していると思います。
ただ総社市街地に行くにも車で15分くらいなので、市街地の中途半端な都会に住むよりもどうせ田舎なら、田園風景を満喫できる西側がよいと思います。
補足として、地図中央の「そうじゃ水辺の学校」とあるエリアは今や人気のキャンプ地ですし、やや北にある「サントピア岡山総社」は夏休み中は渋滞ができるほどの人気のプールがあります。
いかがでしょう。このブログをご覧いただいた方は一度、総社を訪れてみては。
ちなみに広島からは高速を車で2時間程度で着きます。
つづく。。。
2024年6月23日
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実家・相続・空き家どうする?物語 vol.5 内覧会
古い建物や田舎の土地では、敷地境界がはっきりしていないことが多々あります。本来、境界がはっきりしていないと、面積が取引面積の通りなのか否かも確認できないので、もし境界杭や鋲がなく、明確になっていない場合は、売却前にははっきりさせておく必要があります。
私のこの店舗の敷地は元々は実家を建て直す前は実家と店舗は内部でつながっていたのですが、建て直す際に敷地も建物も分割しました。
それで写真のようにちゃんと境界は明確になっていた。。。はずなのですが、
依頼した不動産屋さんが境界を確認していると、なんかおかしいと。
私も当時のことは明確に覚えてないのですが、この写真の境界鋲は側溝の蓋に打ってあります。通常、境界鋲や杭は動かないもの、動かせないものに付けるのですが、蓋であれば動かすことは可能です。もしかすると、側溝内の掃除などをする際にひっくり返った状態で蓋を敷設している可能性があるかもしれないと。
せっかく境界を明確にしていたのに、これでは売却時にまた測り直しが必要となりそうです。
とりあえずは、急ぐことではないので、このまま続く。。。
2024年6月6日
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実家・相続・空き家どうする?物語 vol.4 空き家バンク
空き家バンクへの登録が済み、市役所の方から不動産会社さんらの内覧会についての電話がありました。
この不動産会社というのは、「買取」ではなく、「仲介」をしてくれる会社です。登録後に岡山県の不動産会社さんに周知され、仲介したい会社さんを募集。
その上で、なんと5社も手を挙げてくれているとのこと。きっと価格も安い=仲介手数料も安いし、簡単に売れるものでもなさそうだし、これは驚きでした。
いざ、内覧会当日。
朝早くから広島から実家へと車で出発しました。
まず、市役所の方が来られ、ご挨拶。続けて不動産会社さんも続々と来られ、結局は1社キャンセルのようで、4社の方が来られました。
30分程度、内部をご覧いただいたあと、隣の実家で1社、約10分ずつの面談。
各社様、お考えや会社の特徴など、お話しいただき、あっという間に面談終了。
正直、みなさん良い方ばかりで、この中から1社を選ぶのは心苦しかったです。
晴れて、選ばせていただいた不動産会社で売却営業がスタートしました。
ここから先が長そう。。。。。。
2024年5月15日
実家・相続・空き家どうする?物語 vol.3 市街化調整区域
さて、さらっと売却というわけにはいかなそうではあるが、とにかく売却活動を開始せねばと。どうしようかと検討。
地元不動産会社へ依頼するのか、とりあえず「空き家バンク」に登録?なのか、
後者の「空き家バンク」の動きは詳しく知らないので、市役所へ問合せしてみた。
空き家バンクへの登録の流れは、
1.物件情報の送られてきた資料に記入して、市役所へ返送。※情報は分かる範囲で良いみたい。
2.市役所が情報を登録後、それを見た不動産会社が仲介業者として手を挙げてくれるのを待つ。
3.手を挙げてくれた不動産会社に現地内覧会をする。
4.複数あれば仲介依頼先の不動産会社をこちらから選んで決定。
5.売却活動スタート
となる。
総社市の場合、様々な補助金等があるのもわかったので、直接不動産会社へ依頼するよりも、空き家バンクを介する方が売る側も買う側もお得になるかもしれません。
全国的にも空き家問題があるので、いきなり不動産会社より各地方自治体の取り組みを確認してみる方がよいと思う。
つづく。。
※当物件にご興味のある方はお問合せフォームよりご連絡ください。
2024年5月8日
❝ Lions Mansion Neo Classic ❞ 工事完了しましたのでお知らせいたします。
物件詳細はコチラをご覧ください。5月10日よりご案内可能です。
RENOVATE MANSOIN【販売物件情報】
2024年5月3日
「実家・相続・空き家どうする?物語 vol.2 売る?貸す?」
やっかいそうな「市街化調整区域」とは、どんな区域なのか?
市街化調整区域とは、ざっくり言うと市街化を抑制する地域である。農業エリアに多く無秩序な開発を防ぐことを目的としている。 様々な制限もあるので、住宅は建てられないこともないが、開発許可など普通の宅地と違って、ハードルがある。自己居住用住宅を建てる場合には、よくあるのが50戸連たんという制度である。
これは、 敷地間が55メートル以内にある建物が50戸以上集まっている場所に限り、住宅の建築を認めている。
しかしながら、実家店舗でわかったことは、なんと、
ハザードマップの水色エリアでは、50戸連たんでも建築を「認めない」ということになっていた(泣)
https://www.pref.okayama.jp/page/755117.html
この条例の改正には倉敷市真備町であった水害が大きな要因となっているようだ。
となれば、買主が購入して、建て替えをしようとしても困難である。やはり、既存の店舗を活用してくれる方を探すしかない。