【中古物件の価格の理由】で管理費修繕積立金が高いから価格が安いのかもと触れましたが、

逆に管理費修繕積立金が安いと思われる物件もあります。安いからこの物件がお得!と考えるのは時期尚早です。特に修繕積立金は、建物全体の修繕費として必要で、15年以内くらい毎に大規模修繕工事(屋上防水、外壁の塗り替え他)のために管理組合(マンション所有者)で貯金しておかないといけません。

例えば、総戸数50戸で1住戸あたり3000円/月の修繕積立金だとすると、

3000円×12ヵ月×50戸=180万円

180万円×15年=2700万円(15年で貯金できる額)

いかがでしょう?50戸もある大規模なマンションを修繕する工事に2700万円で足りるでしょうか?2700万円は木造住宅1戸の建築費くらいでしかありません。

あまり少なければ、住み始めてから増額も考えられるので、それらをふまえて購入の是非を判断しましょう。

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