2022年11月28日
完成しました。玄関の土間をたっぷり設け、自転車やアウトドア用品なども自由に置けます。ガラス越しに抜けてリビングそして外の景色も見えるので、元のお部屋より広く気持ちいいです。
建具は足元は塞いで、リビングが見えすぎないように配慮しています。
下の写真はビフォーです。玄関がとても暗かったので違いがはっきりわかると思います。
2022年11月23日
住宅系情報サイトや雑誌でよく見かける新築VS中古の対決。対決までしなくていいとも思いますが、住まいに何を求めるか求めないか、みなさんそれぞれの価値観があると思います。円安や物価高、住宅価格も次第に高くなってきましたが、実際に広島ではどの程度の差があるのか、ポータルサイトSUUMOさんのサイトから、広島のエリア別にマンション価格を比較してみました。
※近しい立地で70㎡程度の価格で比較
□南区宇品エリア
○新築
-ヴェルディタワービレッジ宇品:3578万円~4028万円
-コンツエルトスクエア宇品御幸:3980万円~4280万円
○中古(築年)
-ヴェルディ宇品東(1995):2480万円
-フローレンス宇品神田(2016):3980万円
□中区
-ザタワーレジデンス広島富士見町:4678万円、4818万円
-ソシオ舟入川口:4090万円
-アーバンビュー舟入南(2009):3580万円
-サーパス舟入通り(1995)リフォーム済:3288万円
□東区エリア
○新築(調査時はこの1件しかありませんでした)
-ヴェルディステーションテラス:3098万円~4168万円
○中古
-ヴェルディ牛田新町(2010):3180万円
-クレアコート牛田本町(2009):3950万円
□西区エリア
-パークナード井口:4240万円
-ロイヤルシティビュー庚午南:4400万円~4550万円
-ロイヤルアーク庚午(1995):2880万円
-フローレンス井口(1997):2100万円
いかがでしょうか?新築物件はほとんどが4000万くらいから4500万円程度で、1990年代の物件とは1000万~1500万円程度の差がありました。2010年以降の築10年以内のような物件は新築とほぼ同じか、立地や面積によっては、新築よりも高い価格で掲載されていました。価格という面でみて、リノベーションのことを考えると、スケルトンリノベーションした場合に70㎡程度だと1200万円前後の費用がかかるので、新築よりも抑えめにしようと思えば1990年代が良いかもしれませんね。
2022年11月21日
賃貸マンションのリノベ現場です。安佐南区の山本にあります。このエリアはマンションやファミリー向けのアパートもたくさんある地域ですが、この物件は間取りで言うと1LDK的に作っているので、1人暮らしでもDINKSでも暮らせるマンションです。築年数は経ってますが、オートロックもあり、オーナー様が宅配ボックスも設置してくれているので、不便なく暮らせます。市街地にも自転車で通勤圏内ですし、バスもあるエリアなので、気になる方はお問合せください。
2022年11月16日
リノベーションに向いている向いていないの判断は、人それぞれ希望する条件が異なるので、一概には言えませんが、 ただ、マンションで言えば、階数や角部屋か中部屋か、既存の作り方などによって、できること、できないことがあります。
それぞれの項目ごとに整理します。
■階数について 1階や2階でも下が駐車場やエントランスの部屋は、管理規約に規定されているL-45の遮音性能を有するフローリングの施工について、緩和される場合があります。下に居室がないので、遮音性能が足りなくてもさほど気にはならないのですが、遮音性能のないフローリングなどを施工する場合は念のため管理組合に問い合わせて、許可を得る必要があります。 次に最上階は天井裏に断熱材が貼ってある可能性があるので、その場合は天井を撤去して、弊社の事例にあるようなコンクリート現しは無理な施工となります。 中間階は、天井を撤去することも可能ですが、そうすると意匠的には良いのですが上階の方の音が聞こえやすくなるのがデメリットです。 コンクリート現しにすると寒くないですか?と良く聞かれますが、中間階であれば、見た目に寒く感じるかもしれませんが、さほど関係ありません。細かいことを言えば、天井を撤去することで体積は増えるのでエアコンなどの空調効率は天井ありより落ちます。
■角か中部屋か 一般的なマンションの作りとして、長方形(矩形)の平面形状であれば、当然に両端が角部屋、あとは中部屋となります。角部屋はよく4LDKで85㎡以上くらい、中部屋は65~70㎡くらいで作られています。角部屋は多くは3方に開口(窓)があったり、眺望をよくするために開口面積も大きかったりするので、開放的な作りになっていますが、逆に壁がない分、リノベーションする時に窓の位置が変えられないので、思うように壁の位置を決めれません。また、最近はTVも大型化し壁掛けを希望される方も多いのですが、そのような壁がなかったりします。中部屋の場合は、お隣さんとの境の壁が両側にあるので、そういう意味ではリノベしやすいです。
■直クロス貼の天井か 既存がコンクリート直にクロスを貼ってあると、それ以上に天井は上がりません。2重に組まないと電気の位置を変える場合は、配線を隠すための配管も見えてきます。弊社の事例ではその配管はあえて見せていることが多いですが、そのあたりはお好みで検討ですね。
■直貼りフローリングか2重床か リビングや居室はコンクリート直にフローリングを貼ってある物件が多いですが、その場合は同じように直貼用のフローリングをはるか、無垢のフローリングを貼りたい場合は2重床(遮音性能有)の施工をして貼ります。後述の2重床は約10㎝程度上がるので、天井が上がらない場合だと、天井高さが10㎝程度低くなることになります。
■キッチンを対面にできるか これは給水給湯管・排水管経路がどのようになっていて、それをどのようにするか?配管を隠すために床を上げても良いか?など、少し難しいので念のため弊社にお問合せください。
■水廻りは動かせるか 浴室やトイレ・洗面も給水給湯管・排水管経路に左右されます。動かせる場合もあれば、動かせない場合もありますし、既存がバリアフリーにできていると、動かすことで床上げをする必要が出てきて、リノベ後に逆にバリアフリーにならなくなる場合もあります。要注意なので、弊社にお問合せください。
■追炊き給湯器にできるか 給湯器は古い場合だと、湯張りや差し湯専用だったり、そもそも蛇口を開いて、お湯がたまったらお風呂まで蛇口を閉めにいかないといけなかったり。今や家族でお子さんとご主人の入浴の時間帯が大きくずれる家庭も多く、追炊きを望まれる方も多いです。これもできる場合とできない場合とあります。基本的には既存の機能は当然できて、新しい給湯器に取替えることは可能です。ただ追炊きとなると配管経路を増やさないといけないので、壁に穴あけが必要な場合もありますので、基本的には管理組合に施工可否の確認を要します。
■IHコンロにできるか 既存がガスコンロの場合、IHに変更するとなると、電気容量の問題があります(個別と全体の共用)簡単にできそうなイメージがありますが、意外と無理な場合もあるので、弊社にお問合せください。
■壁式構造とラーメン構造 壁式構造のマンションは、5階建て以内でEVのないような物件でその構造形式がとられています。読んで字のごとく壁で地震に耐えうるように設計されているので、居室内にもコンクリート壁が多く、壊すことができません。間取りは既存のままに、それをいかに活用していくかを考えていくことになります。ラーメン構造は柱と梁で6階建て以上ではほとんどこの構造方法です。この場合は専有部分の壁はほとんどが壊せるので、いわゆるスケルトンにしてリノベーションすることに向いています。
2022年11月14日
定期的に開催している相談会ですが、今まで相談に来られた方はこんな方でした。
□新築マンションのモデルルームを何件も見たけど、どうも自分のイメージと違う。
□新築から住んでいる築20年くらいのマンション、お風呂やキッチンも取替時、それなら思い切って全体的にリノベーションした。
□実家が空いているので、それをリノベーションして住もうと思っている。
□中古物件+リノベーションで家を購入しようと考えているが、何からしたら良いかわからない。
みなさんそれぞれリノベのきっかけは異なりますが、相談会では、お話しをお聞きしながら、
過去に様々なお客様のリノベーションを経験したからこそ、様々なご相談にお答えいたします。
ご遠慮なくご参加ください。
日時:11月26日(土) 27日(日) AM 10:00~PM 5:00
場所:広島市中区本川町2丁目2-7-2F
スマートワンデザイン
※ご予約制です。
ご予約は11月25日(金)PM 5 : 00までに、お電話(082-275-6395)またはお問合せフォームより、ご希望の日時をお知らせください。
※1組様あたり、1~2時間程度を予定しております。
スマートワンデザインではお客さまとスタッフの健康配慮のため、スタッフのマスク着用、消毒液の設置、換気などのコロナウィルス対策をおこなっています。
ご来場時はマスク着用、手洗い・除菌等にご協力ください。
お客様に安心してご利用いただけるよう取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
2022年11月11日
戸建てリノベーションのフローリング貼です。
いい天気過ぎて少し写真分かりづらいですが、フローリングを1本1本大工さんが調整しながら貼っています。
今回も弊社の仕上げでよく使われている無垢のナラの樹種を選んでいますが、いつもとは少し幅広の150㎜を採用しています。
塗装もクリアに見えて実はオスモカラーのナチュラル色です。一見見た目はクリアに見えますが、少し白っぽい着色で無塗装に近い色身になるという玄人にしかわからない絶妙な差です。笑
オスモカラーは、ひまわり油などの自然の植物油由来の自然塗料です。合成樹脂をベースにした、プラスチックのような塗膜をつくる、ペンキやウレタン塗装、水性塗料、ワックスとも異なり、植物油を木部に浸透させて、木を表面と内側から保護します。
弊社ではオスモカラーやワトコなどの自然塗料を使用していますので、体にもフローリングにも優しい仕上げとなります。
近年ではアレルギーに悩まされる方も多くなり空気清浄機などにも頼ることが多いですが、少しこだわって材料を選ぶことも住まいを作る上では重要なことですね。