2022年11月11日
戸建てリノベーションのフローリング貼です。
いい天気過ぎて少し写真分かりづらいですが、フローリングを1本1本大工さんが調整しながら貼っています。
今回も弊社の仕上げでよく使われている無垢のナラの樹種を選んでいますが、いつもとは少し幅広の150㎜を採用しています。
塗装もクリアに見えて実はオスモカラーのナチュラル色です。一見見た目はクリアに見えますが、少し白っぽい着色で無塗装に近い色身になるという玄人にしかわからない絶妙な差です。笑
オスモカラーは、ひまわり油などの自然の植物油由来の自然塗料です。合成樹脂をベースにした、プラスチックのような塗膜をつくる、ペンキやウレタン塗装、水性塗料、ワックスとも異なり、植物油を木部に浸透させて、木を表面と内側から保護します。
弊社ではオスモカラーやワトコなどの自然塗料を使用していますので、体にもフローリングにも優しい仕上げとなります。
近年ではアレルギーに悩まされる方も多くなり空気清浄機などにも頼ることが多いですが、少しこだわって材料を選ぶことも住まいを作る上では重要なことですね。
2022年10月25日
すっかり秋になりました。朝はすこし肌寒いです。
さて先日から戸建て物件の2階のみのリノベーション工事が着工しています。
ツーバイフォーの住宅で2部屋をつなげてLDKにし水廻り(キッチン・洗面)新設させていただきます。
大工さんが壁を解体中です。
ツーバイフォー工法(枠組み工法)というとよく間取りの変更が出来ないと思われがちですが、
工法のルールを守ってやると壁もとることが出来ます。
※物件によっては出来ない時ももちろんありますので事前の検討は必要です。
幸いこちらの物件は耐力壁ではなかったため壁を取って2室を1部屋にすることが出来ました。
解体後はきれいに一部屋になりました。
ここから新規配管や間仕切りを作っていきます。
2022年9月29日
夏に引き渡しが終わった物件ですが、床仕上げについてご紹介します。
元々個室はカーペット、リビングはフローリングという仕上げだった本物件。
床材については、色々打ち合わせを重ねた結果、
個室とリビングはタイルカーペット、一部無垢フローリングに変更しました。
カーペットと言えば皆さんがよくイメージされるのはどのタイプでしょうか?
インテリアや季節に合わせて模様替えできる”ラグ”や”じゅうたん”は一般的に置き敷タイプです。今回の物件では部屋のサイズに合わせて敷き詰めるタイプのタイルカーペットを施工しました。よく商業施設の店舗内や事務所などでも使われていますね。
タイルカーペットは文字通り50㎝角のタイル状になったものなので部分的に汚れてしまった場合はその部分だけの貼替も可能です。また写真のように違う品番のもので切替して張り替えることもできます。
ドアを開ければ無垢フローリング。今回は柔らかな木目のクルミをチョイス!
個人的にはナラよりもすっきりした木目で色も濃淡が少ないためシンプルなインテリアにおすすめです。
リビングを現調時と同じアングルで撮影してみました。
現調時のブログはこちら
床の色が変わるだけでも随分と印象が変わってきます。
さらにカーペットなので印象も軽めのイメージになりました。
またworksにも掲載予定なのでお楽しみに!
2022年9月2日
8/28(日)にLECT内にある広島T-SITE(蔦屋書店)にてリノベーション出張相談会を開催しました。5月のセミナーに続いて、こちらで開催するのは2回目ですが、児童書コーナーの一角にあるワークショップスペースをお借りしての開催です。お住まいのご自宅のリノベーション相談や物件探し中の方など、様々なご相談にお答えしました。1~2時間の限られた時間の中でのご説明でしたがご相談内容に対して、クリアになっていただけたなら幸いです。今年は、10月、12月にも同様に開催する予定にしているので、リノベーションをご検討中の方はご遠慮なくご参加ください。
2022年8月5日
7月の終わりに弊社も加盟しているリノベーション協議会の北九州部会の方にお招きいただき、北九州の物件など見学させていただきました!
まずは、こちらのマンション。マンション?と思うほどにホテルのような出で立ち。広島のマンションにはないスケール感。立地は広島で例えるなら基町とか上八丁堀とかのあたりでしょうか、近隣には公共の建物があるような地域です。大きな前面道路を挟んで、向かいには大きなスーパーもあり、便利も良さそうです。
このマンションの1室を北九州の不動産屋さんが、リノベーションして販売している物件を見学させていただきました。その他のマンションも含め、築20年前後の3室見学させていただきましたが、どのマンションもホテルのようなエントランスで、広島ではその築年くらいのマンションではないものでした。それでいて、北九州の物件は広島よりは価格は抑えめと感じました。
その後、旦過市場にあるタンガテーブルというカフェとゲストハウスを運営しているところにお邪魔しました。
コロナ禍で運営上はたいへんそうではありましたが、古い建物をうまく活用した物件でした。
コロナの第7波に突入しましたが、早く収束することを願うばかりです。
2022年8月2日
先日引き渡しをしたリノベ物件ですが、実は内窓を新設で取付しています。
”内窓“とは文字の通り、すでについているサッシの部屋側に付ける窓のことです。
この物件では3方向に開口部があるのでサッシも5カ所分ありました。傷つけないように慎重に搬入します。
今回の物件ではちょうど既設の枠内に取付できましたので新規内窓もきれいに納まってます。既設のサッシはブラック色に対して新規内窓は枠の色に合わせてダークブラウン色です。
中から見るとちょうど2重になったように見えるので2重窓ともいわれていますが、その名の通り開けるときは2回開けないといけませんので多少手間な感じもあります。ただ内窓、メリットの方が私は大きいと思います。
大きなメリットとしては、以下の通り、
●断熱性・・・新設した窓との間にできる空気層が断熱効果を発揮します。 また気密性も上がるので性能もアップします。
●結露対策・・・断熱性が上がることによって温度変化が少なくなるので結露も軽減します。
●防音効果・・・気密性が上がるため外からの音の伝わりが軽減されます。 車の騒音や大雨の音など様々な防音効果が発揮されます。
●防犯対策・・・低層階だと防犯も気にしなければなりません。 そんな時に防犯対策として内窓を取り付けることもできます。防犯対策向けのガラスにするとより効果がアップします。
以前内窓をつけられた方の話によると、リノベーションして一番良かったのは内窓!というくらい様々な効果があるようですよ。
リノベーション中でなくても内窓のみ後からつけることも可能なのでもしご興味のある方はお気軽にお問合せ下さいね!