少し時間がたってしまいましたが、

ゴールデンウィーク明けから大工工事が始まっています。

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写真は最初に行う墨出しという作業をしています。


 

 

墨出しとは…

図面で決めた間仕切り壁の位置など工事に必要な線を現場の床や天井などに書き出す作業のことで、墨つぼという道具を使って実際に墨で線をつけていくことから”墨出し”と言われています。


 

この作業によってその後のすべてが決まってくるため大工さんと一緒に最初に行う大事な作業でもあります。

リノベーションの現場ではあらかじめ打ち合わせをし図面上では決まっている寸法でも解体後に予期せぬことがあると(例えば既存の配線や配管が思わぬ位置から出てきたりして壁をずらさないとならないなど)現場で寸法を調整をしたりすることがしばしばあります。

その際にどの部分の寸法を調整して合わせるか、絶対守らないといけない寸法はどこかなど確認しながらやるのがこの墨出し作業です。

丁寧かつ迅速に判断をしながら作業をしていきます。

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その後墨出しの基準線を確認しながら写真のように壁下地を起こしていきます。

この期間約1週間です。写真前後で一気に部屋の位置が分かるようになりました。

現場は順調にすすんでいます。