2014年3月6日
こんにちは荒木です。
今日も前回に引き続きアムステルダムの旅のレポートです!古くから水辺と共に暮らしてきたオランダ。今回はそんな水と仲良く暮らしているオランダ人の住宅をいくつかご紹介します。(*^_^*)
■運河沿いのクラシックな住宅
アムステルダムの街には何本もの運河が扇状に連なっていて、その運河の前には細長い小箱のようなレンガ造りのクラシックな住宅がびっしりと並んでいます。
その昔。。オランダが世界の貿易の拠点として栄えたころ。住宅は間口の広さによって税金がかけられていそうです。そのため、立ち並ぶ家の間口は狭くなり、このような街並みになったそうです。当時は運河から荷物が運ばれ、そのまま家の上部のフックにかけられて窓から荷物を搬入していました。フックを使って窓から荷物を搬入するスタイルは今でも変わらず残っています!
地盤が悪いせいか、長い年月で建物が歪んでいて建物同士が支えあって建っています。(笑)また、驚いたのが夜の風景。日本の家ではカーテンを閉めますが、アムステルダムでは夜でもカーテンが開いていたりします。窓も大きめなので、家の中は丸見えです。(笑)室内を見るとシンプルなペンダントライトとソファー。それに花や絵画がさりげなく飾られていてどの家もオシャレで素敵です(*^_^*)
■湾岸地区の現代の集合住宅 住宅不足を解消するため、湾岸地区が再開発されました。ここのエリアでは現代的な集合住宅を見ることができます。
クラシックな街並みのスケールを現代風にアレンジしたような集合住宅。
全てを高層化せず、水辺の空間と空を楽しむように低層の住宅が多いのも印象的でした。
高層の建物も均一的ではなく個性的です。
湾沿いには芝生の広場と散歩道があります。写真は日曜の夕方の様子です。親子で散歩したり、サッカーをしたり。とてものんびりしています。
島をつなぐ橋の形もアート作品のよう。
■ボートハウス
オランダと言えば船!
運河沿いを歩いていると、使わなくなったボートを家やカフェにしているのを見かけます。
暖炉で燃やすと思われる薪が桟橋につまれています。中がどんな風になっているのか。。
とても気になりますが、残念ながら覗くだけ。
以前は住所はなかったそうですが、今では住所もちゃんとあって郵便も届きます。 電気も水道もつなががっているので、動くことはないと思いますが、海面が揺れるとゆらーり揺れるようです。 以上。水辺を楽しむアムステルダムの住宅でした(*^_^*)