2013年3月4日
昨年の11月に初の沖縄へ旅行して以来、荒木家ではすっかり沖縄の虜。 先日も広島市の地下街シャレオの沖縄フェアでついつい足が止まり、誘惑に負けて衝動買い!急遽、晩御飯のメニューが変更になりました(笑
部さて、11月の沖縄旅行では料理を愉しんだのはもちろん、建築巡りも目的のひとつでした。主に名護市を巡りましたが中でも、象設計集団という設計事務所が設計した二つの建築物が印象的でしたので、紹介させてください。
■名護市庁舎(1981年竣工)
沖縄の温暖な気候のためか、建物全体が開放的なつくりです。建物正面には全て表情の違うシーサーが約60体も飾っており、独特の雰囲気。(魔も憑りつく隙もなさそう!笑)
広場のある建物裏手にはパーゴラと呼ばれるテラスが建物周辺を覆っており、散策できるようになっています。
屋根は均等に穴が空いていて、強い日差しを遮りながら、やさしい光と風を取り込む工夫がされており、快適な空間でした。
■今帰仁村中央公民館(1975年竣工)
強い日差しを受けてまぶしいくらいの朱色が目を引く建物です。半屋外空間である回廊が芝生広場を囲い、こちらも開放的な建物です。
建物が出来た当初は、屋根を蔦が覆っており、森みたいな建築だったそうですが、現在は残念ながら枯れており屋根が露出していました。それでも、30年以上前から屋上緑化を実践していたことにびっくり!
敷地の隣には小学校があり、小学生が自由に本を読んだり。芝生広場で遊んでいたり、回廊を走り回っていました。地域に風土に根差し、自然と人にやさしい建築に出会えた素敵な沖縄の旅でした☆ また機会を見つけて行きたいと思います(^-^)