2019年8月3日
図面や見積もりでは、当たり前ですが「無垢フローリング貼り」と書いていて文字だけです。
しかし、現場で施工する大工さんは無垢のフローリングを扱うとなると、難しい調整をしながら貼っていかなければなりません。無垢の木なので、その木の性質や環境・湿度等により、微妙に大きさが異なります。幅が120mmや90mmと箱に書いてあっても、実際のものは121mmや89mmと差があるものもあります。そういうものを貼ろうとすると、少しずつ隙間を微妙に調整しながら貼っていかなければ、うまく貼れません。写真にある緑のスペーサーを挟み、名刺1枚分程度の隙間で調整していきます。また、今の季節は湿度が高いので、わずかですがフローリングは膨れた状態です。これが、冬になると乾燥して縮んでいきます。なので、フローリング同士も隙間は空けるのですが、壁際も隙間を空けて貼っていきます。
お引渡し後も床が反ったり、床鳴りがしないように注意しながら貼っていくので、気を使う工程ですね。
2019年7月31日
遅かった梅雨が明け、暑い日が続きますね。
来週からこちらの眺めの良いマンションでも、リノベーションが着工します。
お盆休みは工事ができないので、お盆前は、解体工事を終わらせて、お盆休み後に大工さんが入る予定です。
場所は五日市中央、お施主様のU様はいろいろ物件を見て、最終的にこちらに決められました。
このエリアはお店もたくさんあったり、交通の利便性も良く、暮らすにはちょうど良い街だと思います。
完成まで約2ヵ月、しばらくお待ちください。
2019年7月24日
中区千田町にある大規模なマンションの1室のリノベーション工事が来週から着工します。ピアノ室を移設したり、キッチンの配置も思い切って、元の反対の位置まで移動するなど、間取りを変えることにより、お施主様の暮らしをより良くできるように打合せを重ねてきたお宅です。写真は360°カメラで撮影した玄関廻りの写真です。
まずは、スケルトン(全部解体)にしていきます!
2019年7月19日
解体後に設計図をもとに壁の位置を出して、お施主様に確認をしていきます。
設計図の寸法通りいかないところや、解体して気づいたことなど、現地で打合せをしていきます。
2019年7月16日
スケルトンにしました。床・壁・天井、設備機器の全ての内装部分を取り払いました。水回りや畳だった所は床に少し段差があったり、壁の躯体に直にクロスが貼ってあったりするところは、パテの跡があったり、外壁に面する壁は断熱材があったり、と解体すると様々な元々の作りが見えてきます。設計した内容がうまく反映できるのかをこれから墨出し(壁の位置などを出すこと)をして検討していきます。
2019年7月11日
今週からこちらの現場はどんどん解体しています。
解体の手順としては、まず水回りの配管を切り離し、水漏れがないようにして、
電気の配線も照明器具から切り離し、工具は使えるように仮設電源をとれるようにして、
天井・壁・ユニットバスやキッチンなどといった感じで解体を進めていきます。
一般的なマンションであれば、解体は約1週間で搬出まで終わります。
解体が終われば、大工さんの出番です!