2024年6月7日
先日リノベの相談をいただきました、マンションの現調に行きました。
【現調】とは…あまり一般の方は聞きなれないと思いますが、我々はよく使うことばで「現場調査」のことです。なぜ現調するのかというと、実際の部屋の正確なサイズを採寸したり、水廻り配管や換気ダクト、電気配線のルートはどのようになっているかなどプラン前に見ておく必要があるからです。また図面上ではわからない床の段差や天井の高さなどチェックすることはたくさんあります。
事前にこうした見えない部分も含めた現状を確認することで、ご提案プランなども変わってくるので我々にとってはプラン前の大事な作業なのです。
なんせ、自分の手でスケールを持ってすべてを測る作業をするのでマンション一軒を現調するのに早くても約1時間半。お住まいの物件でのリノベの場合は、お手持ちの荷物なんかもあったりしてなかなか難しいところもあったりしますが、出来る限りの確認はしていきます。
また、お住まいの場合は採寸しながらもその方がどのような暮らしをされているか、お荷物や家具はどんなものをお持ちか、ご趣味やインテリアのテイストなどもヒヤリングしながら実はこっそり隅々まで目を凝らして情報を得ています。笑
こうして、図面を起こし、次にプランニングに進んでいくのでした。