2014年7月24日
こんにちは。 スタッフのブンゴです(^^)
私の担当している物件の工事が始まりました。
さっそく、解体後の現場へ行って、 普段、壁や天井で隠れて見えなかったところを確認しました。 すると、換気扇のダクトがくねくねと集まっているところがありました。 まずは、お風呂があった天井裏の部分に、 3つの顔を寄せているような、ダクト3兄弟。 これは、3箇所に取り付けられた換気扇が同時に動く 「3室換気扇」のためのダクト(空気を送る管)です。
ここではお風呂、洗面所、トイレの換気扇が この3つのダクトでつながっているのです。 それぞれは壁で分かれているのに、 天井裏の換気扇はつながっているんですね。
次に、躯体のコンクリートを貫通して出てきている、 大きい管と小さい管。まるで親子のよう。 大きい管は、キッチンの換気扇ダクト。 小さい管は、3室換気扇のダクトがひとつになったもの。
換気扇の出口は必ず、 外部に出さないといけない決まりがあるので、 この2つのダクトは家の外に向かって配管されています。
そこで、ひとつマンションにおけるリノベーション知識☆
換気扇の出口は基本的に変えることができません。 さらに、コンクリート躯体の壁や梁に 新しくダクトを貫通させることもできません。
キッチンやお風呂の位置が大幅に変わる場合は、 ダクトのルートの検討が重要になってくるのです☆