2021年12月2日
ここ数年、おうち時間が増えたことがきっかけで、映画やドラマを見る機会が増えた方も多いのではないかと思います。
先日、「リトル・フォレスト 春夏秋冬」という映画を観たのですが、とても素敵な映画だったのでご紹介します。
原作は日本の漫画で、日本でも映画化されているのですが、今回は韓国リメイク版を観てみました。
【あらすじ】
コンビニでアルバイトをしながら、教員試験合格を目指し勉学に励む主人公は、アルバイトが終わって寮に帰ると、賞味期限切れのコンビニ弁当を食べるような日々を過ごしていました。
教員試験にも落ち、どこか息苦しさを感じる都会の生活から抜け出したくなり、ある日突然故郷に戻ることに。
数日だけ過ごしてすぐに都会に戻ろうと思っていましたが、自分の手で大切に育てた旬の農作物を丁寧に調理し食べることを通じて、徐々に心が満たされていきます。
この映画でのメインのテーマは「食」ですが、少し別の角度から見てみると、主人公が住んでいる古民家の素朴なインテリアがとても素敵です。
日本版のリトルフォレストでは日本の古民家での暮らしが描かれていますが、韓国の古民家はそれとはまた違った雰囲気です。
古きものを大切にしながら暮らすというのは、国や時代を問わず素敵だなと感じられます。
映画は世界中のいろいろなインテリアを観ることが出来るので(しかもお洒落なものが多い)自分の理想の住まいってどんな感じかな?と悩んだときは、映画というジャンルからヒントを得るのも面白いです。
主人公の暮らしぶりを見ていると、幸せの基準は暮らしなんだということを思い出させられるような気持ちになります。
忙しいこの季節に、ほっと一息つける時間を与えてくれるような映画です。
*とても美味しそうな食べ物が出てくるので、お腹を空かせてから見てくださいね!