2022年6月27日
スマートワンデザインの仕上げとして近年多いキッチンの腰壁”モルタル仕上げ“
こちらの現場でもそのモルタル腰壁を造作しています。
写真は左官をしたばかりなので少し濃いめのグレーですが、徐々に水が抜けていくとライトグレーになっていきます。
モルタルで注意しないとならないのがクラック(ひび割れ)です。
特にマンションは風など様々な影響で微々たる揺れが起きてクラックが入りやすいのです。
そのクラックを少しでも軽減するためにメッシュシートという素材をモルタルと一緒に塗り込んでいます。
とはいえ、クラックが入るかどうかはその現場の環境にもよりますので入った時は
それを模様としておおらかな目で見て頂けると幸いです。
2022年6月17日
安佐南区西原の現場です。
こちらの現場はナラ無垢材の150幅でオスモカラーの特注色で塗装しています。
通常よりも少し幅広で濃いめのカラーなので重厚感がありかっこよい仕上げになっています。
斜めの框に広い玄関土間とこだわりの詰まった仕上げになりそうです。
2022年6月6日
こちらは五日市中央の現場です。
先日フローリングを貼りました。樹種はパイン材(マツ)です。
最近はオーク材(ナラ)の現場が多かったので久々の登場です。
パイン材の特徴としては針葉樹特有の柔らかさ(肌ざわりの良さ)と経年変化であめ色に変化していくことです。
ただし、柔らかいがゆえに傷つきやすいので家具を移動する際などは注意も必要です。
写真の材料は最初からオイル塗装で着色していますが、
住みながら徐々に変化する床材をチェックするのもこれからの楽しみですね。
2022年5月26日
少し時間がたってしまいましたが、
ゴールデンウィーク明けから大工工事が始まっています。
写真は最初に行う墨出しという作業をしています。
墨出しとは…
図面で決めた間仕切り壁の位置など工事に必要な線を現場の床や天井などに書き出す作業のことで、墨つぼという道具を使って実際に墨で線をつけていくことから”墨出し”と言われています。
この作業によってその後のすべてが決まってくるため大工さんと一緒に最初に行う大事な作業でもあります。
リノベーションの現場ではあらかじめ打ち合わせをし図面上では決まっている寸法でも解体後に予期せぬことがあると(例えば既存の配線や配管が思わぬ位置から出てきたりして壁をずらさないとならないなど)現場で寸法を調整をしたりすることがしばしばあります。
その際にどの部分の寸法を調整して合わせるか、絶対守らないといけない寸法はどこかなど確認しながらやるのがこの墨出し作業です。
丁寧かつ迅速に判断をしながら作業をしていきます。
その後墨出しの基準線を確認しながら写真のように壁下地を起こしていきます。
この期間約1週間です。写真前後で一気に部屋の位置が分かるようになりました。
現場は順調にすすんでいます。
2022年5月10日
五日市中央の現場です。
マンションのリノベーション着工しました。こちらの物件は部分的に壁面を残すため解体していない壁もあります。
写真の正面は和室の押入の襖です。こちらもそのまま残ります。
もともとリフォームされた物件でしたので内装はきれいでしたが設備はすべて新規取替となります。
ゴールデンウィーク明けから大工工事開始しています。
こちらも随時アップしていきます。
今後をお楽しみに!
2022年4月25日
マンションリノベーション現場が始まりました。
まずは解体工事。
約70㎡をほぼスケルトン状態にしていきます。
解体時に地味に時間がかかる直貼りフローリングのフェルト部分。
リノベーションを行うくらいの築年数の物件に限らず、施工時の糊がしっかりとついている場合が多く、なかなか取れず悪戦苦闘します。スクレーパーという道具で剥がしていく作業は力のいる作業で、大変な作業ですが、なるべくきれいに剥がしてもらっています。
何もないスケルトン状態の解体工事は予備も含め約4~5日をかけて行います。
電気配線や給排水管も含めスケルトンの場合は新規配管にすることが多くゴミもたくさん出ますので搬出も時間がかかるのですが、近隣の皆様のご協力のもと工事も進めていきます。
ゴールデンウィーク明けから大工工事が始まります。約2か月の工事期間となりますので、また工事中写真アップしていこうと思います!