2014年12月3日
今回から始まったこの企画。
お金や法のことはちょっと横に置いておいて、 街の中のあまり使われていない場所や使いにくいものなどに焦点を当て こんな風に変えたらもっと楽しくなるのに! というアイデアを自由に出してい来たいと思います。
良いアイデアがたまったら少しずつ更新していきます。
「勝手にリノベーション」第1弾は事務所の近くの公園。 『空鞘公園』です。
公園と言えば私も小学生の頃は公園でよく遊んでいた記憶がありますが、 今はめったに入ることがなくなりました。 今の子供たちでさえ、もう公園で遊ぶことは少なくなっているのかもしれません。
改めて広島市中区の公園の数を調べたら63箇所。 そのうち、空鞘公園のような街区公園は48箇所もあるそうです。
空鞘公園は東側に太田川、となりに空鞘神社があります。
(↑公園南西側のようす) (↑公園北東側のようす)
緑が豊かで今の時期は紅葉がとてもきれいな公園ですが、 少し閑散としていてあまり使われていない様子です。
公園の周囲には空きテナントもちらほら。
公園の外周部にはぐるりと垣根が回っていて、入り口が限定されています。
【垣根のない公園】
もっと子供から大人まで、朝から夜まで一日中を通して開かれた公園にするために 4つの方法でリノベーションします。
①公園の周囲の垣根をなくします。そして、みんなが憩えるテーブル・イス・棚となる家具をつくります。そうすることで、周囲の活動を受け止め、入り口を限定しません。
②公園周囲の建物はみんなが使えるスペースとします。 たとえば、カフェやギャラリー、シアターなどのショップやダンス、音楽のスクールなどです。そうすることで、公園への活動が広がります。
③公園の周りの道には車は原則入れないこととします。 人の活動を遮る車の黄疸をなくします。
④各テナントそれぞれが公園の中で何かしらの利用方法を出し合うことにします。 それぞれの活動が公園に広がることで賑わいのある場所になります。
天気の良い日にはカフェでコーヒーを買って仕事をしたり。
古本屋さんの本をもって読書もできます。
となりの幼稚園の園児たちの作品展示なんかもあるかもしれません。
夜はバーでお酒を買って野外の映画上映会など。
思わず平日も日曜日も立ち寄りたくなるような公園です。