代表の假屋(カリヤ)です。

このピンクのSTAFFブログ内で初めて書きます。たまに書きますので、

よろしくお願いします。

 

皆さんはインターネットの物件情報をどのように見ていますか?

昔は、住みたいエリアの不動産屋さんに行って、

不動産屋さんが出してくれる情報だけを頼りに少ない情報の中で決めていた

と思いますが、今やインターネットが普及して自宅にいながら、膨大な

情報を得ることができる時代になりました。

 

インターネットで物件探しをするとき、ほとんどの方が「SUUMO」とか

「HOME’S」などの不動産ポータルサイトを利用しているのではないかと

思いますが、このブログでは、いつも中古物件を見ている私なりの

リノベ屋的視点で、どう見ているか?サイトの見方をご紹介したいと

思います。

 

□ 室内の写真少ない。もしくは、ない。

中古物件の場合、リフォームしてない限り、室内は傷んで、汚れているはず。不動産屋さんもわざわざ売りにくくなる要素の写真は載せません。しかし、売主さんから売却依頼受けている以上、売るのが不動産屋さんの使命です。外観や周辺環境の写真で、誘因するほかなく「駅が近い」「スーパーが近い」みたいなことがコメント欄に書かれています。しかし、これは、リノベする目的の人にとってみては、好都合かもしれません。室内はリノベするのであれば、汚れていようが、傷んでいようが関係ないですからね。売れにくい物件かもしれないので、値交渉もできるかもしれません。

 

□ 検索条件は1,500万円、1,000万円で上限を決めない。面積条件も70㎡以上としない。

年々、不動産サイトも使いやすくなっていて、自分の条件を細かく指定できるようになっています。よくお客さんから、物件予算として1,500万、1,000万円とか、面積は70㎡以上とか言われるのですが、検索するときは、自分の予算より500万円高く、面積は10㎡少なく条件を入れて検索することをオススメします。なぜかと言うと、例えば1,500万円で条件を入れていると当然1,550万円とか1,600万円の物件は出てきません。もしかすると、少し予算を足せば、いい物件があったり、値交渉すれば1,500万円になったりする物件があるかもしれません。同様に70㎡以上とすると69㎡の物件が出てきません。ほんのちょっとの差です。しかもサイトに書いてある面積は、壁芯面積の場合と登記簿上の内法面積の場合があり、一概に比較できません。ちなみに同じ部屋で比較すると、壁芯面積>内法面積です。あと、リノベ目的であれば、3LDK、4LDKなどの間取りで検索必要なないと思います。そこは条件未入力でよいと思います。

 

□ 「リフォーム済」物件は天敵!

リノベ目的の人にとって、天敵とも言える「リフォーム済」物件。これらの物件は、事情は様々あるようですが、不動産さんが売りにくいから売主さんに壁クロスやフローリングの張替を勧めてリフォームしたり、売主が不動産屋さんで、事前にリフォームをしていたり。デザインはさておき、ただ、表装がきれいであればOKな方にとっては手間が省けてよいと思いますが、基本的に買う人の意志は関係なくリフォームされているので、リノベ目的の人にとっては無駄なリフォームになってしまいます。お金をかけずにその分、安く売ってくれればいいのですが、値段も高くなり値交渉もできなくなり、立地や物件はいいのだけど、壊すのももったいないような。。。不動産屋さんには、これ以上、売主さんにリフォームは勧めないでほしいと切に思うばかりです。

 

細かく言えば、もう少しありますが、今日のところは以上です。

裏を返したようなことばかり書いてしまいましたが、真直ぐな情報もたくさんあります。

そんな様々な情報が混在する中で、取捨選択していかなければなりません。

結局、実物を見るのが一番なんですけどね。

今後、リノベ目的の人にとって、良い情報収集のサイトとなることを願っております。